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回答

ゼロ時間自動削除 (ZAP) とは、Exchange Online メールボックスに既に配信されている悪意のあるフィッシング、スパム、マルウェア メッセージをさかのぼって検出し自動的に消去する保護機能です。

管理者であれば以下の手順よりZAP が動作した日付と件数の確認ができます。

1. 管理者権限のあるアカウントで Microsoft 365 Defenderにサインイン。https://security.microsoft.com
2. 左メニューの [レポート] をクリック。
3. [メールとコラボレーション]から [メールの共同作業のレポート] > [メールフローの状態の概要] > [詳細を表示]の順にクリック。
4. [メールフロー] タブをクリック。
5. 下段の下の表に [削除されたZAP] の列が表示されます。（表示されない場合は右側までスクロールしてください）

※脅威エクスプローラーおよびリアルタイム検出によるメッセ－ジの詳細の確認は Microsoft Defender ライセンスが必要です。

ZAP は EOP の機能の 1 つで、送信先メールボックスにて受信後、48 時間以内の受信メールが迷惑メールの再評価がおこなわれる機能となります。既定でオンになっていますが、以下の手順で有効になっているか確認が出来ます。

マルウェア対策既定値の確認方法

1. 管理者権限のあるアカウントで Microsoft 365 Defenderにサインイン。https://security.microsoft.com
2. 左メニューの [ポリシーとルール] をクリック。
3. .[脅威ポリシー] > [マルウェア対策] > [Defauit(既定)] > [保護設定を編集] > [マルウェアのゼロアワー自動消去を有効にする(推奨)] にチェックが入っているかについて確認します。