ご質問

回答

既定では組織全体で多要素認証が有効になっています。（管理者ではない一般ユーザーについては、サインインの度に多要素認証を要求されません）

個別ユーザーごとに多要素認証を有効・無効に設定したい場合は管理者による組織全体の[セキュリティの既定値群] の無効化が必要です。 

無効化方法につきましては関連リンクをご参照ください。■二段階認証などに適した端末を配備していないため、多要素認証の設定画面を表示させないようにしたいです。　 

無効化にした後、以下の手順を実施します。 

ユーザーごとに多要素認証を有効にしたい場合

1. 全体管理者アカウントにて Microsoft 365  管理センターhttps://admin.microsoft.com/を開き、左ペインより、[ユーザー] - [アクティブなユーザー] の順にクリック 
2. 表示が切り替わりましたら、上部の [多要素認証] または、画面上部右側の […] (その他の操作) - [多要素認証] をクリック ※この操作により、設定画面が表示されない場合は    　　[多要素認証] ページ (https://account.activedirectory.windowsazure.com/usermanagement/multifactorverification.aspx) から表示ください。 
3. 多要素認証を有効にするユーザーにチェック
4. 画面右上の [有効にする] をクリック
5.  [多要素認証を有効にする方法の概要] 画面にて [multi-factor auth を有効にする] をクリック 
6. [更新が正常に完了しました] 画面にて [閉じる] をクリック 

※[多要素認証] ページの [MULTI-FACTOR AUTHENTICATION の状態] のステータスの状態 

テナント一括で多要素認証を有効にしたい場合

※ユーザーごとに多要素認証をオンにしている場合は、セキュリティの既定値を有効にする前にオフにする必要があります。

関連リンク■二段階認証などに適した端末を配備していないため、多要素認証の設定画面を表示させないようにしたいです。を参照の上、[セキュリティの既定値群] を無効から有効に変更してください。 

※Outlook で POP3 と IMAP4 をご利用の場合、[セキュリティの既定値群] の設定を無効から有効にすると、 Exchange Online で POP3 と IMAP4 設定が自動的に無効になります。（関連リンク＿■Exchange Onlineの POP3 と IMAP4のとおり、デフォルトの設定では有効です。）