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サービス名から探す : Box over VPNに関するご利用ガイド
Box Drive FAQ
Q1: Box Driveでエラー通知が表示された場合の確認・解決手順
【概要】
Box Driveでエラー通知が表示された場合は、まずエラーの種類を把握し、該当する解決方法を実行してください。
【対象環境・前提条件】
- 対象OS: Windows 10/11, macOS
- 必要権限: Boxアカウント、一部操作で管理者権限
- Box機能: Box Drive デスクトップアプリケーション
- 前提条件: Box Driveがインストール済みでログイン状態
【解決手順】
1. エラー内容の詳細確認方法
エラーの詳細を確認するには、以下の手順で行います。
Windows11の場合:
- 通知領域のアイコン1をクリック
- Box Driveアイコン2を右クリック
- 「○個の項目の更新中にエラーが発生しました」3を選択
- エラー内容を確認
macOSの場合:
- メニューバーのBox Driveアイコンをクリック
- 「エラーを表示」または通知メッセージをクリック
- エラー詳細画面でエラーの種類と推奨される対処法を確認
確認したエラーの種類に応じて、以下の公式ドキュメントで詳しい対処法をご参照ください。
Box公式ドキュメント「問題がある項目の通知」には、各エラーの種類ごとに詳細な対処法が記載されています。アップロードエラー、同期エラー、権限エラー、ネットワークエラーなど、エラーメッセージに応じた具体的な解決手順を確認できますので、まずはこちらをご参照ください。多くの問題はこちらで解決できます。
公式ドキュメント: Box Drive 問題がある項目の通知
公式ドキュメントの手順で解決しない場合は、以下の基本的な対処をお試しください。
2. 基本的な対処方法
アップロードエラーの場合:
- ファイル名に使用できない文字(/:*?"<>|)が含まれていないか確認
- ファイルサイズが各プランの制限以内か確認
- ネットワーク接続を確認し、安定した環境で再試行
同期エラーの場合:
- Box Driveからログアウトし、再ログインを実行
- 該当ファイルの競合状態を確認し、最新版を選択
3. それでも解決しない場合の対処
- Box Driveのバージョンを確認し、必要に応じて最新版にアップデート(タスクバーアイコン右クリック → 「Box Driveについて」)
- PCを再起動後、問題が継続するか確認
- 上記で解決しない場合は下記の関連情報をご参照ください
【関連情報】
【注意点・トラブルシューティング】
よくある失敗パターンと対処法:
エラー無視 エラー通知を無視すると同期問題が蓄積される可能性があります。必ず内容を確認してください。
即座の再試行 ネットワークエラーの場合、短時間での再試行は効果的ではありません。1-2分待ってから再実行してください。
ファイル名の問題 日本語ファイル名は問題ありませんが、特殊文字や長すぎるファイル名(250文字以上)は避けてください。
環境による動作の違い:
Windowsではエラー詳細がより詳細に表示される傾向があります。macOSではシステム通知との連携でエラー確認が可能です。企業環境では、ファイアウォールやセキュリティソフトがエラーの原因となる場合があります。
【関連FAQ】
Q2: エラーが解決しない場合の追加対処法
【概要】
基本的なエラー解決手順を実行してもエラーが継続する場合は、システム環境の確認から始めて段階的に問題を特定します。
【対象環境・前提条件】
- 対象OS: Windows 10/11, macOS
- 必要権限: Boxアカウント、再インストール時はPCの管理者権限
- Box機能: Box Drive デスクトップアプリケーション
- 前提条件: 基本的なエラー解決手順を実行済み
【解決手順】
1. Box Driveバージョンと環境の確認
- 通知領域のアイコン1をクリック
- Box Driveアイコン2を右クリック
- 「Box Driveについて」3を選択
- バージョン番号を確認
- 最新版でない場合は、Box公式ダウンロードサイトから最新版をダウンロードしてインストール
補足: Box Driveの自動更新について
Box Driveは自動的に最新版へ更新されます。通常、手動でのバージョン確認は不要ですが、問題が発生している場合は以下の方法で最新版をダウンロードできます
- Box公式ダウンロードサイトから最新版のインストーラーをダウンロード
- インストーラーを実行
- 既に最新版の場合:「最新版がインストール済み」と表示
- 更新が必要な場合:自動的にアップデート実行
2. Box Driveの再接続
- Box Driveからログアウト(タスクバーアイコン右クリック → 「ログアウト」)
- PCを再起動し、Box Driveに再ログイン
- エラーが解消されたか確認
3. 完全再インストール(推奨手順)
重要な注意事項: 未同期ファイル(アップロード未完了のファイル)は削除される可能性があります
事前準備:
- 未同期ファイルの退避
- 場所: C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Box\Box\unsyncedFiles
- このフォルダ内のファイルをデスクトップ等に退避
- エクスプローラーで隠しフォルダを表示できるように設定
再インストール手順
- Box Driveをアンインストール(Windowsの「プログラムと機能」から削除)
- Box Drive公式サイトから最新版をインストール
4. セキュリティソフト・システム環境の確認
- ウイルス対策ソフトやファイル監査ツールがBox Driveをブロックしていないか確認
- 企業ファイアウォール設定でBox関連通信が許可されているか確認
- 必要に応じてセキュリティソフトの例外設定にBox Driveを追加
【注意点・トラブルシューティング】
データ損失の防止:
unsyncedFiles確認は必須: アンインストール前に必ず未同期ファイルを確認・退避してください
重要ファイルのバックアップ: 作業中の重要ファイルは事前にBox Web版やローカルにバックアップを取ってください
段階的な対処: 軽度な対処から順番に実行し、効果を確認してから次の手順に進んでください
環境固有の問題:
- 企業環境: プロキシ設定やグループポリシーが影響する場合があります
- VPN環境: VPN接続時とオフ時で動作が異なる場合があります
- 他社製品との競合: ファイル同期系ソフトウェアとの競合が発生する場合があります
【ヘルプデスクへの問い合わせ】
上記の手順で解決しない場合、以下の情報を以ってヘルプデスクへ問い合わせてください
環境情報
- OS: Windows 10/11 または macOS(バージョン)
- Box Driveバージョン番号(「Box Driveについて」から確認)
エラー情報
- エラーメッセージ全文(スクリーンショット推奨)
- エラー発生のタイミング
- エラーの発生頻度
実施済みの対処内容
- Q1、Q2で試した手順
- 再ログイン、再起動、再インストールの実施有無
影響範囲
- 特定のファイル/フォルダのみか、全体的な問題か
- いつから発生しているか
【関連情報】
【関連FAQ】
Q3: Box Driveでファイル保存時にメールアドレス付き複製ファイルが作成される
【概要】
Box Driveにて、複数のユーザーが同時に同じファイルを開いている状況において、各ユーザーがファイルの保存を行った場合に発生します(競合状態)。
Box公式ドキュメントより
「ファイルバージョンの競合」には、以下のように記載されています:
競合が発生しているドキュメントの名前には、番号またはメールアドレスが括弧付きで付加されます。
【対象環境・前提条件】
- 対象OS:
- macOS
- Windowsオペレーティングシステム
- 必要権限: 編集が可能な権限(所有者、共同所有者、編集者)
【解決手順】
- Box Drive上で、(メールアドレス)付きファイルを開き、編集内容を確認します
- 元のファイル(メールアドレスが付いていないファイル)を開きます
- (メールアドレス)付きファイルの編集内容を、元のファイルに手動で反映します
ファイル全体を上書きする場合:
- 内容を全選択(Windows: Ctrl+A、macOS: Cmd+A)
- コピー(Windows: Ctrl+C、macOS: Cmd+C)
- 元のファイルに貼り付け(Windows: Ctrl+V、macOS: Cmd+V)
- 元のファイルを保存し、Box Driveに同期されることを確認します
- 内容が正しく反映されたら、(メールアドレス)付きファイルを削除します
今後、競合による(メールアドレス)付きファイルの複製を防ぐためには、以降に記載の【注意点・トラブルシューティング】の内容をご確認ください。
【注意点・トラブルシューティング】
以下のいずれかの方法で競合を防ぐことが可能となります。
方法1: ファイルをロックする
ファイルロックの手順
- Box Driveにて、ファイルを右クリック
- 「その他のオプションを確認」を選択
- 「ファイルをロック」をクリックし、ロックを実行
ファイルをロックすることで、ロックをしたユーザー以外はロックが解除されるまでファイルの編集が不可となり、競合が発生しません。
詳細: ファイルのロックとロック解除(Box Drive)
方法2: Box Driveの自動ロックを設定する(Windowsのみ)
レジストリを操作することで、Box Driveからファイルを開くと自動でロック、ファイルを閉じると自動でロックを解除することが可能となります。
重要な注意事項:
- レジストリの操作には管理者権限が必要です
- 設定を誤るとシステムに影響が出る可能性があるため、組織のIT管理者に相談の上、実施してください
詳細: Box Driveでのロック・ロック解除の有効化(Windowsのみ)
方法3: Box for Microsoft Office共同編集機能を利用する
Microsoft Office共同編集機能について
ファイルを変更するユーザーが、Box for Microsoft Office共同編集機能が有効となっている場合、ファイルを同時編集することが可能となり、競合が発生しません。
デスクトップアプリでOfficeファイルを共同編集可能とする機能です。
詳細: Microsoft Office共同編集機能の基本的な使用方法
【関連情報】
【関連FAQ】
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