サービス名から探す : Arcstar Universal One Virtualに関するよくあるご質問
vApp接続を実施すると、それまでアクセスできていたローカルLAN内のホスト(サーバーやプリンタなど)へアクセスできなくなってしまいます。
(1)vApp(iOS)またはvApp(MacOS)をご利用の場合
vApp接続を実施するとすべての通信が仮想ネットワーク経由となるため、ローカルLAN内のホストへアクセスすることができなくなります。
恐れ入りますが、ローカルLAN内のホストへアクセスされる場合はvApp接続をOFFにしてご利用ください。
vApp接続を実施するとすべての通信が仮想ネットワーク経由となるため、ローカルLAN内のホストへアクセスすることができなくなります。
恐れ入りますが、ローカルLAN内のホストへアクセスされる場合はvApp接続をOFFにしてご利用ください。
(2)vApp(Windows)、vApp(Android)またはvApp(Windows(L2TP))をご利用の場合
あて先UserNetworkとして設定したアドレスと、ローカルLAN内ホストのアドレスが重複している場合などに本事象が発生する可能性がございます。
■192.168.1.0/24のローカルLANセグメントに所属する端末から
■あて先UserNetwork上の192.168.1.200というサーバーへアクセスさせるために
■192.168.1.0/24というあて先UserNetworkをビジネスポータルで設定した結果、
■192.168.1.5というローカルLAN内のサーバーへアクセスできなくなった
という具体例に沿って、vAppの挙動をご説明します。
(1)vAppは仮想ネットワークへの接続時、あて先UserNetworkに関する情報を 受信します。上図の場合、「192.168.1.0/24」が仮想ネットワーク上に 存在する、という情報を受信します。 なお、vClientグループにおける「アクセス許可」の設定内容に関わらず、 vAppはvCoreにバインドされたすべてのあて先UserNetworkに関する 情報を受信します。 (2)vAppをインストールした端末において、受信した経路情報を基にルーティング 情報が書き換えられます。 その結果、本例では「192.168.1.0/24」宛の通信については全てvApp (仮想NIC)経由で、それ以外の通信については全て物理NIC経由で送信 されるようになります。 (3)ローカルLAN内ホスト(192.168.1.5)は仮想ネットワーク向き経路である 「192.168.1.0/24」に含まれるため、vApp(仮想NIC)経由で通信する ことになり、正常に接続ができません。 |
本ケースでは、以下の対処を実施することで、vApp接続中にあて先UserNetworkとローカルLAN内ホストの双方にアクセスすることが可能になります。
■LAN内ホストのアドレス変更
vAppをご利用中の端末が所属しているローカルLANセグメント(ブロードバンドルータ/モバイルルータ等の配下のLANセグメント)のアドレスをあて先UserNetworkとして設定したいセグメント以外のものに変更し、LAN内ホストのアドレスもそれに併せて変更する
(本例の場合、192.168.1.0/24以外のセグメント。たとえば、192.168.101.0/24など。)
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